昨日は名古屋市内に宿泊し、今日は朝から学会に出席して勉強です。
朝一のモーニングセミナーには間に合わなかったので最初はポスターと企業展示を回りました。
ポスターセッションがパソコンで見るようになっているのは残念でした。
やはりアナログが肌に合います。
午前のセッションでは尋常性疣贅(イボ)の講演を聞きました。
診療ガイドラインが皮膚科学会から先月出たのでその解説です。
ほぼ知っている内容ですが要約すると
1、液体窒素冷凍凝固と同じくらいサリチル酸による治療が効きます。
2、足の裏のイボは治りにくいのでできるだけ削りましょう。
とゆうことですね。
お昼は尋常性ざ瘡(ニキビ)の漢方薬治療の講演を選びました。
当院も以前より思春期を過ぎた患者様のニキビを中心に良く使っていますが、標準的な治療だけでは治らない患者様もいますので、治療方法の引き出しはいくら多くても困りません。
柴苓湯を中心とした各種漢方薬の使い分けの実際を学びました。
午後のセッションは強皮症を選びました。
まだ原因が完全には解明されていない病気だけに全てが専門的で難解です。
以上で今回の学会は終了です。
新幹線で帰りましたが、偶然前の席が岡山大学皮膚科教授のM先生でした。