当院では悪性黒色腫の診断が可能です。
悪性黒色腫は皮膚のメラニンを作る細胞であるメラノサイトの悪性腫瘍です。
(正確にはホクロの細胞とは違います)
1、結節型
2、表在拡大型
3、末端黒子型
4、悪性黒子型
の4つに分類されます。
悪性度が非常に高いため早期発見、早期治療が大切です。
ある程度の大きさの場合は見るだけ(視診)、拡大鏡(デルモスコープ)のみで診断ができます。
上記でわかりにくい場合は皮膚生検により確定診断を行います。
皮膚生検は皮膚を麻酔をして2〜3ミリ切除し、顕微鏡で中の細胞を確認します。
診断後は大学病院などに紹介の上、治療を受けていただきます。
必要に応じて、摘出術、センチネルリンパ節生検、免疫チェックポイント阻害剤(点滴、注射)による治療が行われます。