寒さや冷えにより血の流れが悪くなることで起こります。 手・足・耳などに、かゆみや赤み・痛み・じんじんとした感じになります。
入浴など温めると症状が悪くなります。
(車が渋滞しているところにもっと車が増えると渋滞がひどくなるのと同じように。)
日常生活で気をつけること
・加温(ストーブ・こたつ)でなく保温(手袋や靴下などで)しましょう
・5本指の靴下や手袋を使用しましょう。靴下は頻回に履き替えましょう(冬でも汗で濡れると冷えます)
・くつ下は毛糸など温かいもの、靴、手袋は風を通さない物を着用しましょう
・多汗症がある場合はよく拭きましょう。
治療方法
医師の判断で塗り薬と飲み薬が処方されます。
1、塗り薬は1日2〜3回赤いところに塗りましょう。飲み薬をもらった方は1日3回の内服をお願いします。3~5日ほどで良くなることが多いですので5日以上経過しても良くならない方は来院をお願いします。治りにくい場合はしもやけになりやすい病気が隠れているかもしれないので検査することがあります。(凍瘡様ループスなど)
2、お子さんの場合、多汗症があるとしもやけになりやすいです。濡らした靴下をずっと履いているのと同じ状態になるからです。靴下を頻繁に履き替えるなどでも改善しない場合は、イオントフォレーシスによる多汗症の治療を当院では行っておりますのでご相談ください。