保険適応があり、日本でもっとも行われているイボの治療が液体窒素による冷凍凝固療法です。
液体窒素(ー196℃)を含ませた綿棒を使用し、いぼを凍らせます。
そのあと溶かしてまた凍らせることを4回ほど繰り返します。
いぼがきれいに治る可能性が一番高い治療法です。
治療当日〜翌日にかけて少し痛みが続くことがありますが、日常生活は普段通りお過ごしください。
次回受診時に広範囲にいぼがかさぶたになっている時は通院回数を少なくするために、治った部分は当院にて取り除きますのでそのまま受診ください。
広範囲の病変ではスプレー法を用います。
小さな病変、鼻腔内などではピンセット法を用います。
・日本皮膚科学会 尋常性疣贅診療ガイドライン2019
・疣贅[いぼ]のみかた、治療のしかた。 江川清文